オタク趣味も楽しみたいけど、部屋はスッキリ整えていたい——そんな願いを叶えるのが、ミニマリスト的な収納術です。
推しグッズがどんどん増えてしまうのは「あるある」ですが、ちょっとした工夫とマイルールがあれば、好きなものを大切にしながらも快適な暮らしはちゃんと両立できます。
この記事では、ミニマリストでもオタク趣味を諦めずに楽しむための収納テクニックや考え方をわかりやすくご紹介します。
- ミニマリストでもオタク趣味を楽しむための収納ルールがわかる
- 推しグッズを無理なく管理するための考え方と整理術が学べる
- 収納スペースを増やさずに整えるための具体的な工夫が理解できる
- 見せる収納と隠す収納をバランスよく使う方法が身につく
ミニマリストとオタク趣味を両立させる収納の基本ルール
- 推しグッズを絞るコツと考え方
- 飾る派?しまう派?タイプ別収納スタイル
- ミニマリストにおすすめの収納アイテム
- 手放せないグッズの収納ルール
- 無印・ニトリで整えるシンプル収納術
推しグッズを絞るコツと考え方

ミニマリストを目指しながらも、推し活を楽しみたい。そんな思いを持つ方は少なくありません。でも実際には「気づいたらグッズだらけ」「収納がパンパンで手に負えない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
まず大切なのは、グッズの量に“自分なりの上限”を設けることです。たとえば「このボックス1つまで」「このファイル1冊だけ」など、収納スペースを物理的に区切ってしまえば、増やしすぎを自然と防げます。無印良品のボックスや高透明ファイルなど、シンプルで使いやすいアイテムを活用すると、視覚的にもスッキリ整います。
次に意識したいのが、「本当に好き」を見極めること。手に取ったときにときめく、見るたびに気分が上がる、そんな“心から推せるもの”だけを残すようにしましょう。なんとなく手に入れたものや、複数買いした保存用などは、一度手放しを検討してみてもいいかもしれません。
買うときのルールも重要です。特定の衣装やシーンだけに絞る、実用性があるものだけにする、複数買いをやめる、推し以外は買わない、など。マイルールを持つことで、後悔のない買い物ができるようになります。
とはいえ、気持ちの変化もあるので、定期的な見直しも大切です。「使ってない」「飾ってない」「思い入れが薄くなった」などを基準に、一度保留箱に入れてみて、数ヶ月後に見返してもピンと来なければ手放す判断がしやすくなります。
大事なのは、自分にとって心地よいペースを保つこと。SNSのグッズ紹介や流行に振り回されず、自分が楽しめる範囲で“推し”を大切にしていく。それが、ミニマリストとしてもオタクとしても満足度の高い暮らしにつながります。
飾る派?しまう派?タイプ別収納スタイル

推しグッズの収納といっても、「見せたい」「隠したい」など、人によって心地よさはさまざまです。そこで大切なのは、自分の性格やライフスタイルに合ったスタイルを選ぶこと。ここでは、ミニマリストにも取り入れやすい3タイプの収納方法をご紹介します。
飾る派(見せる収納)
「お気に入りのグッズをいつでも眺めたい」「飾って楽しみたい」という方には、見せる収納がぴったりです。アクリルスタンドや缶バッジをガラス棚やディスプレイスタンドに並べるだけで、まるでショップのようなおしゃれ空間に。
見せる収納の魅力は、気分が上がること。ふとした瞬間に推しが視界に入るだけで、元気をもらえるという方も多いですよね。ただし、埃がたまりやすかったり、飾る数が多すぎると雑多な印象になりがち。飾る数はあえて厳選し、「余白を楽しむ」ような飾り方を意識すると、より洗練された空間になります。
しまう派(隠す収納)
「生活感を出したくない」「きれいに保管したい」方には、隠す収納が向いています。扉付きの棚や引き出し、収納ボックスを使えば、見た目もすっきり整い、グッズをホコリや日焼けから守ることができます。
グッズが見えない分、存在を忘れてしまうこともあるので、中身をラベリングしたり、クリアケースで中が見えるように工夫すると管理しやすくなります。また、収納場所を増やしすぎないように「ここに入る分だけ」と上限を決めておくと、グッズのリバウンドも防げます。
飾る+しまう派(ミックス型)
「少しは飾って楽しみたいけど、全部は無理…」という方には、ミックス型がおすすめ。たとえば、棚の上段にはお気に入りを飾り、下段は収納ボックスにするなど、空間を分けて使うのがポイントです。
ミックス型はバランスが取りやすく、飾りすぎず・隠しすぎず、どちらの良さも楽しめます。見せたい気持ちと、部屋を整えたい気持ち、両方に寄り添えるスタイルですね。
自分に合った収納スタイルを選ぼう
タイプ | 向いている人 | 主なメリット | 注意点・工夫 |
---|---|---|---|
飾る派 | 見て楽しみたい人 | 取り出しやすい、満足感 | 埃対策、飾る数を厳選 |
しまう派 | きれいに保管したい人 | スッキリ、グッズ保護 | 中身の把握、取り出しやすさ |
飾る+しまう派 | 両方楽しみたい人 | バランスが良い | 飾る・しまう場所を明確に分ける |
グッズをどう扱うかは人それぞれ。大切なのは、自分が気持ちよく暮らせるかどうかです。「飾る」「しまう」「ミックス」どの方法を選んでも、自分に合ったルールを決めて続ければ、推し活とミニマルな暮らしはきっと両立できますよ。
ミニマリストにおすすめの収納アイテム

推し活を楽しみながら、スッキリした空間を保つには、収納アイテムの選び方がとても大切です。ここでは、実用性とデザイン性の両方を兼ね備えた、ミニマリストにぴったりの収納アイテムをご紹介します。
1. 無印良品の収納ボックス・ケース
「やわらかポリエチレンケース」や「ポリプロピレン収納ケース」は、シンプルでどんなインテリアにもなじむ万能アイテム。サイズ展開が豊富なので、グッズの量や種類に合わせて選べます。アクリル引き出しシリーズもおすすめで、アクスタや缶バッジの仕分けにぴったり。フタ付きならホコリ対策もばっちりです。
2. 透明・半透明の収納ボックス
中身が見えるボックスは、グッズの把握がしやすく、「何をどこにしまったか分からない」問題も防げます。買いすぎやダブり防止にも効果的。収納に迷ったときは、まず1つ試してみるのがおすすめです。
3. ファイル・バインダー収納
トレカやチェキなどの薄いグッズには、リフィル付きファイルやバインダーが便利です。省スペースで保管でき、パラパラと見返せるのも魅力。並べるだけでスッキリ整うので、ミニマリストさんに人気の方法です。
4. 引き出し式マルチ収納ボックス
細かいグッズが多い人には、積み重ね可能な引き出し式ボックスが便利。ラベルを貼れば中身もすぐわかり、クローゼットやデスク下の活用にもぴったりです。種類ごとに引き出しを分けると、探す手間も省けます。
5. 透明コレクション棚・ディスプレイケース
見せる収納派なら、透明度の高い整理棚やコレクションケースがおすすめ。ホコリから守りつつ、お気に入りのグッズを美しく飾れます。階段状の台座やLEDライト付きタイプを選べば、推しグッズがまるで展示品のように映えます。
6. キーホルダー・アクキー専用ケース
フック付きの専用ケースなら、アクキーやラバストをきれいに整頓可能。かさばらず、持ち運びにも便利です。中身が見えるので、取り出しやすさも抜群。
7. ソフトボックス・布製ボックス
無印良品やニトリの布製ボックスは、軽くて扱いやすく、クローゼット上部のデッドスペース活用にもぴったり。フタ付きならホコリが入りにくく、シーズングッズの収納にも便利です。
ミニマリスト流・収納アイテム選びのポイント
- 収納スペースに上限を設ける:「このボックスに入る分だけ」と決めておく
- デザインを統一する:白やナチュラルカラーなど、色を揃えると部屋がすっきり
- 収納を増やしすぎない:収納を増やすと物も増えがちなので注意
- 見せる収納と隠す収納のバランス:飾るものとしまうものを明確に分ける
まとめ
- 無印良品やニトリのシンプルな収納ケース
- 中身が見える透明・半透明の引き出し
- バインダーやファイルでの省スペース収納
- 軽くて扱いやすい布製ボックス
これらのアイテムを上手に活用すれば、「グッズを厳選して楽しむ」ミニマリスト的推し活が無理なく続けられます。収納を整えることで、部屋も気持ちもスッキリして、さらにグッズへの愛着も増していきますよ。
手放せないグッズの収納ルール
推しグッズの中には、「どうしても手放せない…!」と思うアイテムもありますよね。そんな時こそ、増えすぎないようルールを決めて、大切に、そしてすっきりと収納するのがミニマリスト流。以下のポイントを意識すると、スペースも心も余裕を持てます。
1. 「捨てる・残す・保留」の3分類で管理する
まずは一度全部見直して、「これは絶対に残したい」「迷っている」「手放してもいいかも」に分類しましょう。迷ったものは“保留ボックス”を作って一時避難。数か月後に見返すと、自分の本音が見えてきます。
2. カテゴリごとに分類して収納する
CD・DVD、書籍、フィギュア、アクスタなどは種類ごとに分けて収納しましょう。たとえばアクスタは専用ケースに、会報やパンフレットはファイルにまとめると、見返しやすくて管理がラクになります。
3. 収納スペースに上限を設ける
「このボックス1つだけ」「この引き出しに入る分だけ」と自分でルールを決めておくと、知らないうちに増えてしまう…ということが防げます。スペースがいっぱいになったら見直しのサインです。
4. 使う頻度で収納場所を分ける
よく使う・飾りたいグッズは手前や目に入りやすい場所に、イベント用や保管優先のアイテムは奥や高い棚にしまうのがおすすめ。使いやすさがアップし、日々の暮らしも快適になります。
5. 重ねられる収納ケースや引き出し型を活用する
積み重ねできる収納や引き出し式ケースは、スペースを上手に使えて便利です。中身が見える透明タイプだと、探しやすさもアップ。しっかり閉まるロック付きなら、大事なグッズも安心して保管できます。
6. 類似グッズは厳選し、特別なものだけ残す
同じキャラやテーマのグッズがたくさんある時は、「特に好きな衣装のもの」や「思い出のあるアイテム」だけを残してみましょう。数を絞ることで、1つ1つへの愛着も深まります。
7. どうしても収納しきれない場合はトランクルームも検討
手放したくないけど家に置ききれない…という時は、空調付きのトランクルームを活用するのもアリ。大切なコレクションを安全に保管しつつ、部屋のスペースも守れます。
- 「捨てる・残す・保留」に分けて整理し、保留は別管理
- 種類や使用頻度ごとに分けて収納する
- 上限スペースを決めて、増えすぎを防ぐ
- 引き出し収納や積み重ねケースを活用して省スペース化
- 同じようなグッズは厳選して「特別な1つ」を大切に
- 自宅に収まらない時はトランクルームの利用も検討
これらのルールを意識することで、「手放さずに大切に持ち続けたい」グッズも、しっかり整理できるようになります。心地よい空間と、満足できるオタ活、どちらも叶えていきましょう。
無印・ニトリで整えるシンプル収納術

ポリプロピレン収納ケース・ファイルボックス
無印良品の定番アイテムであるポリプロピレン収納ケースやファイルボックスは、白や半透明のシンプルなデザインが特徴。どんな空間にもなじみやすく、サイズや形のバリエーションも豊富。リビングやクローゼット、キッチンなど様々な場所で活躍する。
仕切りや小分けケースで整える
引き出しの中は、専用の仕切りや小分けボックスでアイテムごとに分類。無駄なスペースを減らし、どこに何があるかが一目でわかるように。
アクリル仕切りスタンド・アクリル棚
ノートや書類、食器などを立てて収納できるアクリル仕切りスタンドや、棚の上部空間を活用できるアクリル棚も便利。見た目もスッキリし、使い勝手が向上する。
ラタンバスケット・ソフトボックス
天然素材のラタンバスケットや、軽くて畳めるソフトボックスは、季節物や思い出の品などをざっくり収納するのに適している。フタ付きならホコリの侵入も防げて◎。
Nインボックス・マルチ収納ボックス
ニトリの人気シリーズであるNインボックスやマルチ収納ボックスは、スタッキング可能でキャスターの取り付けも可能。白やグレーで統一すると、空間が引き締まり清潔感がアップ。
クローゼット・押し入れ収納
クローゼットや押し入れには、ジャストサイズの収納ケースを並べて、デッドスペースを有効活用。目隠し用にシートを貼るなど、見た目にもこだわるとすっきり感が増す。
ラベリングと仕切りで「使いやすく」
誰が見てもすぐに中身がわかるように、ラベルシールを活用。仕切りパーツを併用すれば、小物や日用品の管理も簡単。
8割収納で美しさと使いやすさを両立
収納アイテムには物を詰め込みすぎず、8割程度を目安に。余白があることで出し入れもしやすく、見た目にも美しく整う。
シンプル収納を成功させるコツ
- 同じシリーズ・色で揃えて統一感を演出
- 仕分けをしてから収納し、不要なものは入れない
- 使用頻度に応じた収納場所の工夫
無印良品とニトリの収納アイテムは、シンプルなデザインと機能性で、暮らしの快適さをぐんと高めてくれます。アイテムの統一、収納の8割ルール、ラベリングや仕切りの活用などを意識すれば、誰でもすぐにスッキリした収納が実現可能。まずは一箇所から始めて、少しずつ心地よい空間を整えていきましょう。
ミニマリストとオタク趣味を両立させる収納テクニック
- アクスタ・缶バッジのスマートな整理術
- 隠す収納と見せる収納のバランスの取り方
- 遠征・イベント時のミニマル持ち物術
- 増えがちなグッズの管理習慣を作る
- 好きと暮らしを両立するためのマイルール
アクスタ・缶バッジのスマートな整理術

アクリルスタンド(アクスタ)や缶バッジは、気づくとどんどん増えてしまうオタクグッズの代表格。でも、きちんと整理すれば見返すのも楽しく、保管も安心です。ここでは、アクスタや缶バッジの収納アイデアと整理術をご紹介します。
ファイル・バインダー収納
アクスタのサイズに合わせたリフィルやクリアポケットを使ってファイルにまとめると、省スペースかつ見やすくなります。ラベルで分類しておけば、どこに何があるか一目瞭然。
収納ボックス・引き出しケース
無印良品のアクリルケースや100均の仕切り付きケースがおすすめ。グッズがぶつからないように仕切りを活用し、ラベルで中身を明記すると取り出しやすさもアップします。
ジッパー付きケース・クリアファイル
ジップロックやクリアファイルは、一時保管や持ち運びにも便利。1点ずつ袋に入れて保護すると、傷つきや劣化を防げます。
ディスプレイ収納・壁掛け
飾って楽しみたい人には、ディスプレイ棚や壁掛けフックが最適。お気に入りだけを厳選して見せることで、空間に統一感が生まれます。
仕切り付き透明ケース
100均や無印の仕切りケースは、缶バッジの整理にぴったり。サイズごとに整理すれば、重なりやキズも防げて安心です。
缶バッジ専用ファイル・ポケットリフィル
専用リフィルなら、一覧性が高く管理も楽。見返すたびに満足度もアップします。コルクボードやディスプレイフレーム
飾りたい派には、コルクボードやフレームもおすすめ。ピンで留めて飾り替えができ、気分に合わせて楽しめます。
スマート整理のコツ
- 種類・サイズで分類
アクスタや缶バッジはグッズの種類やサイズで分けて収納を。使いやすさが格段に変わります。 - ラベルやインデックス活用
「何がどこにあるか」を明確に。探す時間が減って快適に。 - 収納スペースに上限を設ける
「このボックスに入る分だけ」と決めておくと、グッズが増えすぎるのを防げます。 - 定期的な見直し・メンテナンス
眠っているグッズは思い切って手放すことも大切。収納の見直しはコレクションの整理にもつながります。
グッズ | スマート収納例 | ポイント |
---|---|---|
アクスタ | バインダー、引き出し、ジッパーケース | サイズ分け、ラベルで分類 |
缶バッジ | 仕切りケース、専用ファイル、ディスプレイ | 傷防止、見せる収納も◎ |
隠す収納と見せる収納のバランスの取り方

お部屋をすっきり整えるコツとして、「隠す収納」と「見せる収納」のバランスって、とっても大事なんです。どちらもそれぞれに良さがあって、自分の暮らしに合ったスタイルで取り入れることで、ぐんと快適になりますよ。
たとえば、隠す収納は、生活感のある日用品やごちゃごちゃしやすい小物をすっきり隠してくれるのが魅力。引き出しやフタ付きのボックスにまとめてしまえば、見た目も落ち着くし、お掃除もラクちんです。収納グッズの色や素材を揃えるだけでも、統一感が出てぐっとおしゃれに見えるんです。
一方、見せる収納は「好きなものを飾って楽しみたい」「お気に入りに囲まれていたい」という方にぴったり。オープン棚やディスプレイラックに、推しグッズやお気に入りの雑貨、グリーンなどを並べるだけで、部屋全体にちょっとしたワクワク感が加わりますよね。とはいえ、何でもかんでも見せてしまうと、ちょっと雑多な印象になりがちなので、飾る数は少なめに。あえて“余白”を残すことで、飾ったアイテムの魅力が引き立ちます。
最近では、扉付きの収納棚の上部だけがオープンになっている「見せる×隠す」タイプの家具も人気です。下段には生活感のあるものを隠しつつ、上段にはお気に入りをちょこっと飾る。これなら、見せたいところだけ見せられて、とっても使いやすいんです。
それから、収納する場所にもひと工夫を。よく使うものは手に取りやすい位置に、あまり使わないものは奥や上のほうにしまうと、動きがスムーズになりますよ。また、「このスペースに入る分だけ」と決めておけば、物が増えすぎるのも防げて◎。
最後に大切なのは、収納グッズの色や素材選び。白やグレー、ナチュラルカラーで揃えると、見た目にまとまりが出て、自然とすっきり見えるんです。見せる収納も隠す収納も、ちょっとした工夫で空間が洗練されて、心地よく過ごせるお部屋に変わっていきますよ。
見せたいものは見せて、隠したいものはしっかりしまう。そんなふうに、収納にもメリハリをつけて、楽しく整えていきましょうね。
遠征・イベント時のミニマル持ち物術

ライブやイベントの遠征はワクワクする反面、荷物が多くなりがちでちょっとしたストレスにもなりますよね。でも、工夫次第でびっくりするほど身軽に出かけられるんです。今回は、必要なものをきちんと押さえつつ、無駄をそぎ落とす“ミニマル持ち物術”をご紹介します。
本当に必要なものだけに厳選する
遠征に持っていくアイテムは「必須」と「あると便利」に分けて考えるのが基本です。すべてを持って行こうとせず、「現地調達できるものは買う」「ホテルにあるものは使う」という意識で、持ち物のボリュームをぐっと抑えましょう。
荷物が多くなりがちな推し活遠征も、かさばるもの・重いものから優先的に見直すのがポイントです。
ミニマル遠征の必須アイテム
・スマートフォン(電子チケット・決済・連絡)
・財布(現金・ICカード・クレカ)
・身分証明書と保険証
・紙チケット(ある場合)
・モバイルバッテリー
・着回しやすい着替え(1~2日分)
・下着・靴下・ハンカチ
・マスク(予備も忘れずに)
・ハンドタオル・水分補給用の飲み物
・ペンライト・うちわなどの応援グッズ(最小限に)
・小さめのサコッシュやショルダーバッグ
・折りたたみ傘(雨が心配な場合)
これだけあれば、基本的には困ることはありません。
荷物を減らすちょっとした工夫
ミニマルな荷造りのカギは、「工夫と代用」。ここを意識するだけで、荷物の量が大きく変わります。
着回しやすい服を選ぶ
黒やネイビーのパンツに、トップスだけ変えるスタイルなら、少ない枚数で印象チェンジができます。夜はホテルで手洗いして干しておけば、次の日も快適。
スキンケアやメイク用品はミニサイズで
普段のボトルは持たず、トラベル用や試供品、100均の小分け容器に移し替えて持っていくのがおすすめ。ポーチも軽く済みます。
ホテルの備品をフル活用
シャンプーやドライヤーなど、備え付けのものがある場合は積極的に活用を。持って行かないと決めると、それだけでカバンが軽くなります。
現地で捨てられるものを選ぶ
使い切りのスキンケアや古い下着など、使ったら捨てられるアイテムは帰りの荷物を減らすのにぴったり。
推しグッズも厳選
うちわを何本も…という気持ちはよく分かりますが、実際に必要な分だけにしておくと、移動がラクで心も軽やかになります。
小分け収納でストレスフリーに
ジッパーバッグや仕分けポーチを使うと、中身がすぐに分かり、必要なものだけをサッと取り出せて便利。バッグの中もごちゃつきません。
あると便利な+αアイテム
・折りたたみのエコバッグ(グッズやお土産用に)
・筆記用具(メモやサイン用)
・予備のコンタクトや眼鏡
・体温調整できるカーディガンやカイロ
・使い切りタイプの洗顔料やシャンプー
これらは人によって必要度が変わるので、自分のスタイルに合わせて取捨選択してみてください。
遠征やイベントの持ち物は、「全部持っていく」から「選んで持っていく」へ。
必須アイテムをベースに、「着回し」「小分け」「使い切り」「現地調達」などの工夫を組み合わせれば、コンパクトで快適な遠征が叶います。
推し活は、身軽だからこそもっと楽しめる。
次のお出かけでは、ぜひこのミニマル持ち物術を試してみてくださいね。
増えがちなグッズの管理習慣を作る
推し活をしていると、いつの間にか増えていくグッズたち。気づけば収納がパンパン…なんてこと、ありませんか?そんなときに取り入れたいのが、ミニマリスト的な「増やしすぎないための管理習慣」です。
まず試したいのが、「1つ買ったら1つ手放す」というシンプルなルール。新しいグッズをお迎えしたら、その分何かを手放す。そうすることで、持ち物の総量をコントロールできるんです。「これを買ったから、これはもう卒業しようかな」と自然に見直しのきっかけにもなります。
とはいえ、すぐに手放せないものもありますよね。そんな時は「保留ボックス」の出番。迷ったらとりあえずそこに入れて、定期的に見返す仕組みを作っておくと、後悔せずに整理が進められますよ。
次に大切なのが、収納スペースの上限を決めること。「この棚1段だけ」「このボックスに入るだけ」など、物理的な限界を自分で決めておくことで、増えすぎを防げます。収納がパンパンになったら、それは「見直しどき」のサインです。
さらに意識したいのが、「収納を増やさない」こと。新しいケースや棚を買い足すと、その分グッズも増えがちに…。まずは今ある収納に収めることを目指してみましょう。
グッズの種類ごとに分けて管理するのもポイントです。CD、書籍、アクスタ、缶バッジなど、カテゴリ別に分けて収納すると在庫が把握しやすくなり、似たようなものをうっかり買い足すことも減らせます。
それから、「長く大切にしたいもの」と「気分や季節で入れ替えるもの」を分けて考えるのもおすすめです。すべてを永久保存にするのではなく、一定のサイクルで入れ替えることで、気持ちもスペースも軽やかになります。
もし手放すことに迷いがあるなら、メルカリやグッズ買取サービスを活用するのも一案です。「捨てるのはちょっと…」という気持ちでも、必要な人に届けられると思えば手放しやすくなりますよ。
そして最後に大事なのが、管理習慣を続けるためのモチベーション。「きれいな部屋で推し活を楽しむ」「いつでもお気に入りだけがある暮らし」そんな理想の空間を思い描くことで、日々の見直しも自然とできるようになります。
好きと暮らしを両立するためのマイルール

ミニマリストとしてもオタクとしても、グッズの整理って悩みますよね。「増やしたくないけど、手放すのも迷う…」そんな時に役立つのが、日々のちょっとした習慣です。
まず大切なのは、「1つ買ったら1つ手放す」というシンプルなルール。新しいグッズが増える時は、代わりに何かを手放すようにすると、自然と持ち物の量がコントロールしやすくなります。
どうしても迷ってしまうアイテムは、「保留ボックス」を用意して、一時的にそこへ。しばらく経っても思い出さなかったら、きっと手放しても大丈夫というサインかもしれません。
収納スペースは、あらかじめ「この棚まで」「このボックスに入る分だけ」と決めてしまいましょう。入らなくなった時が、見直しのチャンスです。
そして、収納家具や収納ケースは必要以上に増やさないことも大事です。増やせば増やすほど、モノも増えがちになってしまいますよね。
グッズはジャンルごとに整理しておくと、「何をどれだけ持っているか」がすぐに把握できて、買いすぎ防止にもつながります。
さらに、「ずっと大切にしたいもの」と「期間限定で楽しみたいもの」を分けて考えると、整理の基準がはっきりして、手放すタイミングも見つけやすくなります。
手放すのがもったいないと感じる時は、フリマアプリや買取サービスを活用するのもおすすめ。誰かの元でまた大切にされるなら、少し気持ちもラクになりますよね。
そして何より、理想の暮らしや、すっきりした空間で推し活を楽しむ自分を想像してみてください。そのイメージを持っておくと、日々の整理がちょっと楽しくなってきます。
このような習慣を少しずつ取り入れていくことで、好きなものと心地よい暮らし、どちらも大切にできるはずです。自分のペースで、無理なく続けていきましょうね。
ミニマリストとオタク趣味を両立する収納テクニックまとめ
- 推しグッズは「ときめくものだけ」を厳選することで管理がしやすくなる
- 収納スペースに上限を設けることで持ちすぎを防げる
- 新しいグッズを買う時は「1つ買ったら1つ手放す」ルールが効果的
- グッズのカテゴリごとに整理・収納することで在庫を把握しやすくなる
- 「長く使うもの」と「短期的に楽しむもの」を意識的に分けて管理する
- 収納アイテムや家具を増やしすぎないことがミニマル維持のカギ
- 保留ボックスを活用して迷いながら整理を進める仕組みを作る
- 定期的な見直し習慣をつけると、不要なモノを溜め込まずに済む
- フリマアプリや買取サービスを活用して気持ちよく手放す
- 趣味スペースと生活スペースを分けて暮らしにメリハリをつける
- 隠す収納と見せる収納を使い分けて、空間をすっきりおしゃれに見せる
- 小分け収納やラベリングで取り出しやすく・戻しやすい工夫をする
- 思い出を写真や記録で残すことで、手放すハードルを下げられる
- ミニマルな収納でも、DIYやディスプレイで趣味を楽しむ空間づくりができる
- 理想の空間を目指して、日々の整理を楽しむ気持ちを大切にする