ズボラ向け掃除機おすすめコードレス！ゴミ捨て楽で軽い人気機種は？

毎日の家事の中でも、特に掃除機がけは億劫になりがちですよね。
もっと手軽に、サッと終わらせられたらいいのにと感じている方は多いのではないでしょうか。

掃除機でゴミ捨てが楽な機種があれば、それだけで掃除のハードルはぐっと下がります。

たとえば、フィルターの手入れが面倒な方にはコードレス掃除機でも紙パック式がおすすめですし、ペットや長い髪の毛に悩んでいるなら掃除機で髪の毛が絡まない機能がついているものが便利でしょう。

また、とにかく腕が疲れないスティック掃除機で軽くて安いモデルを探している方もいれば、
丈夫でシンプルなマキタの掃除機こそズボラ向きだと考えている方もいるはずです。

さらには、収納場所に困らない自立する掃除機のコードレスタイプや、部屋が狭いのでハンディクリーナーをメイン代用にするという選択肢もあります。

極力手間を省くために掃除機でフィルター掃除なしのモデルを追求したり、そもそも一人暮らしで掃除機はいらないのではないかと悩んだりすることもあるでしょう。

メイン機とは別にサブ掃除機としておすすめのコードレスを探している場合もあります。

この記事では、そんな「ラクしたい」という気持ちに寄り添いながら、手間なく部屋をキレイにするためのヒントをお届けします。

ズボラ向け掃除機おすすめコードレスの基準

ゴミ捨てが楽なのは？

掃除機がけ自体よりも、溜まったゴミを捨てる作業の方が面倒だと感じたことはありませんか。
ゴミ捨ての楽さを最優先に考えるなら、注目すべきは「自動ゴミ収集ドック付き」のモデルです。

掃除が終わった後、掃除機本体を充電ドックに戻すだけで、本体に溜まったゴミが自動的にドック内の大きなゴミ袋へ吸い込まれていきます。

これなら、毎回ダストカップを開いてホコリを舞い上げながらゴミ箱へ捨てる必要がありません。

機種にもよりますが、ドック内のゴミ袋交換は1ヶ月から3ヶ月に1回程度で済むため、日々のストレスが劇的に減ります。

次に楽なのが「紙パック式」です。

吸い取ったゴミはそのままパックの中に密閉されるので、いっぱいになったらパックごとポイッと捨てるだけで完了します。

ゴミに直接触れることなく、ホコリも舞いにくいため衛生的です。

一方で、一般的なサイクロン式（カプセル式）は、こまめなゴミ捨てが必要です。

ワンタッチで蓋が開くタイプならまだ手軽ですが、どうしても微細なチリが舞ったり、手についたりすることがあります。

手軽さを追求するなら、やはり自動収集機能付きか紙パック式が有力な選択肢といえます。

フィルター掃除なしの機種

掃除機の吸引力を維持するために避けて通れないのがフィルターのお手入れですが、水洗いして乾かすという工程は非常に手間がかかります。

この「フィルター掃除」から解放されたいと願うなら、いくつかの選択肢があります。

まず、前述の通り自動ゴミ収集ドック付きのモデルは非常に優秀です。

掃除のたびにドックが強力な力で本体のゴミとホコリを吸い出すため、本体側のフィルターが目詰まりしにくく、手入れの頻度が極端に少なくて済みます。

また、紙パック式もフィルター掃除がほぼ不要なタイプといえます。

紙パック自体がフィルターの役割を果たしているため、パックを交換するだけでフィルターも新品になるような感覚で使えるからです。

本体内部のフィルター汚れを気にする必要がほとんどありません。

さらに、サイクロン式の中には「フィルターレス」をうたう機種も存在します。
遠心分離の力だけでゴミと空気を分ける構造になっており、目詰まりするプリーツフィルター自体がないモデルです。

これならダストカップを拭く程度で済み、面倒な水洗いから解放されます。

髪の毛が絡まないタイプ

長い髪の毛やペットの毛がヘッドのブラシに絡まると、それをハサミで切って取り除く作業が発生します。
これは掃除機がけ以上に気が滅入る作業ではないでしょうか。

そこで注目したいのが「毛が絡まない」工夫が施されたヘッドです。

各メーカーから様々な技術が登場していますが、代表的なのは特殊な形状のブラシです。

ブラシの毛の配列を工夫したり、円錐形のブラシを採用したりして、毛が中心に集まり吸い込まれるように設計されています。

これにより、ブラシへの巻き付きが激減します。

また、「ブラシレスヘッド」という選択肢もあります。回転するブラシそのものがなく、空気の力でゴミを吸い込むシンプルな構造のヘッドです。

ブラシがないので当然髪の毛は絡みません。カーペットの奥のゴミをかき出す力は弱まりますが、フローリング中心の生活であれば十分な吸引力を発揮します。

さらに、ヘッド内部にカッター機能を備え、絡まった毛を自動で切断してくれるハイテクな機種もあります。

ペットを飼っているご家庭や、家族に髪の長い方がいる場合は、こうした機能を持つモデルを選ぶことでメンテナンスの手間を大きく減らせるでしょう。

コードレス掃除機は紙パック式がおすすめ

多くのコードレス掃除機はサイクロン式が主流ですが、あえて「紙パック式」を選ぶことには大きなメリットがあります。

特にズボラさんにとっては、救世主のような存在になるかもしれません。

最大の利点は、メンテナンスの手軽さと衛生面の両立です。

サイクロン式はランニングコストがかからない反面、ダストカップやフィルターの洗浄をサボると吸引力が落ちたり、排気が臭くなったりします。

しかし紙パック式なら、ゴミがいっぱいになるまで放置でき、交換時に新しいパックにするだけで初期の性能に近い状態に戻せます。

また、ゴミを溜めておける期間が長いのも嬉しいポイントです。
一人暮らしやゴミの少ない環境であれば、1枚の紙パックで1〜2ヶ月持つことも珍しくありません。

その間、ゴミ捨てのことを一切考えなくて良いというのは、精神的にとても楽です。

もちろん紙パックの購入費用はかかりますが、それを「手間を省くための必要経費」と捉えれば、決して高くはないはずです。

手や空気を汚さず、メンテナンスの時間も短縮できる紙パック式は、忙しい毎日を送る方にこそ適しています。

項目	紙パック式	サイクロン式	自動ゴミ収集ドック
ゴミ捨ての手間	◎ パックごと捨てるだけ	△ 頻繁に捨てる必要あり	◎ 数ヶ月に1回でOK
フィルター掃除	◎ 基本不要	× 水洗い・乾燥が必要	〇 かなり頻度が低い
コスト	× パック代がかかる	◎ 基本無料	△ 専用袋代がかかる
衛生面	◎ ホコリが舞わない	△ 捨てるとき舞いやすい	◎ 密閉されていて安心

ズボラ向け掃除機おすすめコードレス徹底比較

マキタの掃除機はズボラに最適？

DIY工具メーカーとして有名なマキタのコードレス掃除機ですが、実は多くの主婦やミニマリストから熱烈な支持を集めています。

その理由は、飾らないシンプルさと圧倒的な実用性にあります。

まず、余計な機能が一切ありません。
複雑な液晶画面や多くのボタンはなく、スイッチを押せば吸う、ただそれだけです。

このシンプルさが「機械が苦手」という方や「細かい設定は面倒」という方にぴったりはまります。

そして、何と言っても充電の速さが魅力です。

一般的なコードレス掃除機が充電に数時間を要するのに対し、マキタの急速充電モデルなら約20分程度で満タンになります。

「掃除しようと思ったのに充電がない」という時でも、少し休憩している間に準備が整うのです。

さらに、工具メーカーならではの頑丈さも見逃せません。
少々手荒に扱っても壊れにくく、ガンガン使えます。

軽量で取り回しが良く、紙パック式のモデルを選べばゴミ捨ても簡単。

おしゃれなデザインとは少し違うかもしれませんが、道具としての信頼感と気楽さは、ズボラ掃除にとって最強の味方となるでしょう。

スティック掃除機は軽くて安いのが一番

高機能な掃除機は魅力的ですが、重くて高価なものは結局使わなくなってしまうことがあります。
「とにかく掃除のハードルを下げたい」という方には、軽さと安さを重視したスティック掃除機がおすすめです。

重さが1kg前後のモデルであれば、片手でひょいと持ち上げられ、高いところや階段の掃除も苦になりません。

掃除機を取り出す際の「よいしょ」という気合いが不要になるので、自然と掃除の回数が増え、部屋がキレイに保たれます。

価格面でも、最近は1万円台から2万円前後で十分な吸引力を持つ優秀な機種が増えています。

例えばアイリスオーヤマやツインバードといったメーカーは、必要な機能に絞ることで低価格と軽量化を実現しています。

高価なモデルのようにセンサーでゴミを検知したり、スマホと連動したりする機能はないかもしれません。
しかし、毎日のホコリや髪の毛を吸うだけであれば、シンプルな軽量モデルで十分です。

安くて軽い掃除機を選んで、浮いたお金と体力を他の楽しみに使うのも賢い選択といえます。

自立する掃除機コードレスの利点

掃除機をかけている最中に、ちょっと椅子を動かしたい、床に落ちている物を拾いたい、といった場面は頻繁にあります。

そんな時、掃除機が自立してくれると驚くほど便利です。

自立しないタイプの場合、一度床に置くか、壁に慎重に立てかける必要があります。

バランスを崩してバタンと倒れてしまい、床に傷がついたり大きな音がしたりしてイライラした経験がある方もいるでしょう。

自立式なら、その場でパッと手を離して置いておけるので、掃除の流れが止まりません。

また、収納場所を選ばないというメリットもあります。
専用のスタンドを設置するために壁に穴を開けたり、スタンドの場所まで毎回戻しに行ったりする必要がありません。

部屋の隅や家具の隙間など、よく使う場所にそのまま立てておけます。

「使いたい時にすぐ手が届く場所に置いてある」ということは、ズボラ掃除において非常に重要です。
気づいた時にサッと手に取れる環境が、キレイな部屋を維持する鍵となります。

ハンディクリーナーをメイン代用する

部屋がワンルームで狭かったり、床に物をあまり置かないミニマルな生活をしていたりする場合、大きなスティック掃除機は必ずしも必要ではありません。

吸引力の高いハンディクリーナーをメイン機として代用するスタイルもアリです。

ハンディタイプの最大の魅力は、そのコンパクトさです。
机の上、ソファの上、棚の隙間など、気になった場所をピンポイントで掃除できます。

床掃除をする際も、膝をついて拭き掃除をするような感覚で、周囲をササッときれいにできます。

最近のハンディクリーナーは進化しており、メイン機並みのモーターを搭載しているものも少なくありません。
延長ノズルを取り付ければ、スティック掃除機のように立ったまま床掃除ができるモデルもあります。

収納スペースも最小限で済み、視界に入っても圧迫感がありません。

「掃除機を出す」という動作そのものをなくし、ティッシュを使うような感覚で掃除ができるようになれば、部屋は常に清潔を保てるでしょう。

サブ掃除機におすすめのコードレス

ロボット掃除機にお任せしているけれど、部屋の隅やロボットが入れない場所のゴミが気になる、というケースはよくあります。

そんな時に活躍するのが、サブとしてのコードレス掃除機です。

サブ機に求める条件は、メイン機とは異なります。
長時間稼働するバッテリーや多機能さは不要で、とにかく「軽さ」と「取り出しやすさ」が優先されます。

例えば、キッチンで粉をこぼした時や、ドライヤー後の洗面所の髪の毛など、局所的な汚れを瞬時に解決できるものが理想です。

おすすめは、1kgを切るような超軽量スティックや、スリムなハンディタイプです。
リビングの隅や脱衣所など、汚れやすい場所に専用として置いておくのも良い方法です。

メインの掃除機をわざわざ持ってくるのは面倒でも、すぐそこに軽いサブ機があれば、汚れを放置せずに済みます。
ロボット掃除機と軽量コードレスの併用は、ズボラさんにとって最強の布陣と言えるかもしれません。

一人暮らしは掃除機いらない？

これから一人暮らしを始める方や、持ち物を減らしたい方の中には「そもそも掃除機は必要なのか」と迷っている方もいるでしょう。

結論から言うと、フローリングワイパーや粘着ローラーだけでも生活は可能です。

特に、夜遅くに帰宅することが多く音を出したくない場合や、ワンルームで床面積が狭い場合は、ワイパーの方が手軽で静かです。

収納場所も取らず、電気代もかかりません。

しかし、カーペットやラグを敷いている場合は、やはり掃除機がないとゴミを取り切れません。
また、ワイパーでは取りきれない溝に入った細かい砂埃や、粉状のゴミを吸い取るには「吸う」力が不可欠です。

もし「掃除機はいらないかも」と思いつつも不安があるなら、前述したような安価でコンパクトなコードレス掃除機やハンディクリーナーを一台持っておくと安心です。

「吸いたい時に吸える」という安心感は、意外と大きなものです。
まずはワイパー生活を始めてみて、不便を感じたら買い足すというステップでも遅くはありません。

最適なズボラ向け掃除機おすすめコードレス選び