部屋を片付けたいのに、どこから手をつけるべきか分からない。
そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
物が多い家の片付けや、汚い部屋の整理は、一見するとゴールが見えなくて気が遠くなるもの。
片付け方がわからないまま手を止めてしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、片付けの第一歩としてどこに手をつけると良いのか、視界に入りやすい場所の活用や、冷蔵庫・玄関など捨てる判断がしやすい場所から始める方法などを詳しくご紹介します。
また、断捨離のコツや続けるためのマインドセット、リバウンドしない片付けの仕組みづくりについても触れています。
自分にとって無理のないペースで取り組めるヒントが詰まっていますので、片付けに苦手意識がある方も安心して読み進めてみてください。
片付けをどこから手をつけるべきか悩んでいるあなたの気持ちが、少しでも軽くなりますように。
- 片付けを始める際の効果的なスタート地点
- 視界に入る場所や玄関から始めるメリット
- 捨てる判断の基準と実践しやすい方法
- 続けやすい片付けの習慣と仕組み作り
片付けはどこから手をつける?悩んだときのスタート地点

- 物が多い家の片付けは視界に入る場所から始めよう
- 汚い部屋はどこから片付けるべき?
- 思い切って片付けを!どんどん捨てるコツ
- 3日で片づける方法はエリア分けがカギ
- 部屋の片づけに悩む女子に向けたコツと考え方
物が多い家の片付けは視界に入る場所から始めよう
片付けを始めるとき、部屋全体を見回して「どこから手をつければいいのか分からない…」と立ち尽くしてしまうこと、ありませんか?
私も何度も経験があります。そんなときに効果的なのが、視界に入りやすい場所から片付ける方法です。
人は見た目から多くの情報を受け取っているので、目に見える場所が整っているだけで「部屋がきれいになった」と感じやすくなります。
だからこそ、玄関やダイニングテーブル、リビングの床やソファ周りなど、日常的に目に入りやすい場所を優先して片付けるのが効果的なんです。
私が最初に取りかかったのはダイニングテーブルでした。
読みかけの雑誌やコップ、調味料がいつの間にか溜まっていて、食事のたびに少しストレスを感じていました。
でも、テーブルの上をリセットするだけで、家全体が片付いたような錯覚すら感じられました。
そこから他の場所にも自然と手が伸びて、やる気が持続したのを覚えています。
片付けるときは、まずその場所のものをすべて出して、使っているもの・使っていないものに分ける。
使っていないものは思い切って手放して、残したものを取り出しやすく、使いやすくしまう。たったこれだけで、かなりすっきりします。
視界に入る場所から手をつけることで、「できた」という達成感を得やすくなります。
まずは一カ所、小さな変化を楽しむことから始めてみませんか?
汚い部屋はどこから片付けるべき?
家全体が散らかっていて、何から始めればいいのか分からない。
そんなときって、正直すごくしんどいですよね。
私も一度、引越し前後で部屋が大荒れになったことがありました。
どこを見ても物が溢れていて、座る場所すらない。あのときは本当にお手上げ状態でした。
でも、そんな状況だからこそ、玄関から始めるのがおすすめです。
理由はシンプルで、玄関は毎日通る場所だから。片付いていると「よし、今日もやるぞ」と前向きな気持ちになれるんです。
逆に、散らかっていると玄関を開けるたびにモヤモヤしてしまうので、気分が沈んでしまうこともあります。
一つの部屋だけが散らかっている場合は、まず床から手をつけましょう。
床に物が散乱していると、それだけで部屋全体が散らかって見えてしまうからです。
床が見えるだけでも空間が広く感じられて、かなりの変化を感じられます。
私がやっているのは、「今日はこのテーブルの上だけ」「明日は玄関だけ」など、場所を小さく区切って取り組む方法。そうすると無理なく達成感も得られて、片付けの習慣も身につきやすくなります。
まずは効果が実感しやすい冷蔵庫や洗面所、リビングの一角など、自分がよく使う場所から始めてみましょう。
小さな成功体験を重ねることで、自信がついて、もっと部屋をきれいにしたくなってきますよ
思い切って片付けを!どんどん捨てるコツ
片付けたい気持ちはあるけど、何を捨てるべきか迷ってしまう。
そんなときこそ「捨てる基準」を明確にしておくことが大切です。
1年以上使っていないものや、壊れているもの、重複して持っているものは処分の対象として考えやすいです。
私も昔は、使わないけど捨てられないモノでいっぱいの部屋にストレスを感じていました。
でも、必要な物から先に残す方法に切り替えたら、驚くほど決断しやすくなったんです。
今の生活に必要かどうか、シンプルに考えると「もういらないかも」と思える瞬間が増えていきました。
効果的だったのは、「出す・戻す・処分」の3ステップ法です。
すべてを出してから必要な物だけを戻し、残ったものは手放す。
この方法なら、感情に流されずに取捨選択ができます。
最初は冷蔵庫の中など、判断がしやすい場所から始めるのがおすすめ。
食材のように期限が明確なものから捨てることで、判断力も徐々に鍛えられていきます。
小さな「捨てる習慣」が身につくと、自然とお部屋が軽くなっていきますよ。
3日で片づける方法はエリア分けがカギ

短期間で部屋をスッキリさせたいけど、どこからどう片付けたらいいか分からない。
そんなときは「エリア分け」が強い味方になります。部屋全体をいくつかのゾーンに分けて、ひとつずつ取り組む方法です。
私が3日で片付けたときは、1日目に計画と準備、2日目に重点エリアの片付け、3日目に仕上げと掃除という流れにしました。
玄関やリビングなど、目に入りやすい場所を最初に整えると、片付け効果を実感しやすくモチベーションもキープしやすいです。
作業は、出す・仕分ける・戻すのステップで行います。
最初にすべてを出して全体量を把握し、「使っている」「使っていない」「保留」に仕分け。
その後、必要な物だけを戻すと、自然とモノが減っていることに気づきます。
片付け中は「迷ったら保留ボックス」に入れるのがコツ。
無理にその場で判断せず、数日後に改めて見直すと手放しやすくなります。
片付けに苦手意識がある方でも、3日間で段階的に取り組めば無理なく進められますよ。
3日で片づける流れ
日程 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
1日目 | 計画と準備。部屋をゾーンに分け、優先順位を決める | 玄関やリビングなど目に入りやすい場所から始める |
2日目 | 重点エリアを片付け。出す・仕分ける・戻すのステップで実行 | 「使っている・使っていない・保留」に分類し、必要な物だけを戻す |
3日目 | 仕上げと掃除。残ったエリアを整えて部屋全体をきれいに | 迷ったものは保留ボックスへ。後日見直して判断する |
部屋の片づけに悩む女子に向けたコツと考え方
メイク用品に洋服、アクセサリーに雑誌…女性の持ち物って本当に多いですよね。
私も気がつけばクローゼットがパンパンになっていたり、ドレッサー周りがごちゃごちゃに。
女子の部屋が散らかりやすいのって、ある意味仕方ないことかもしれません。
でも、だからこそ「自分のペースで、自分のために」片付けてみませんか?
ポイントは、まずは小さな場所から始めること。
たとえば今日はドレッサーの引き出しだけ、次の日はベッド下の収納…と、気負わずに手をつけられる範囲から動き出してみましょう。
片付けが進むと、朝の準備がスムーズになったり、気分が軽くなったり、ちょっとした自信にもつながっていきます。
コスメや洋服の整理には、1年使っていないものは手放すルールを取り入れるとスッキリします。
お気に入りだけを残して「好き」が詰まった空間にできたら、毎日がちょっと嬉しくなりますよね。
片付けは、自分を大切にする行為でもあります。
完璧じゃなくても、今日はちょっとでも整った。それだけで十分なんです。
片付けはどこから手をつける?習慣化する工夫と考え方
- 散らかった部屋を片付けるには手帳
- 収納がない部屋の片付け方
- 断捨離はどこから手をつける?
- 続けるための気持ちの整え方とマインドセット
- リバウンドしない片付けの仕組みをつくるコツ
散らかった部屋を片付けるには手帳

部屋が散らかっていて、どこから手をつけたらいいのか分からない。そんなときこそ、手帳の力を借りてみましょう。えっ、手帳?と思うかもしれませんが、実は片付けと手帳はとっても相性がいいんです。
手帳って、自分の予定や気持ちを「見える化」するツールですよね。
片付けも同じで、まずは「何を、いつ、どう片付けるか」を見える形にすることで、気持ちが整い、行動に移しやすくなります。
私も昔、やることが多すぎて頭の中がごちゃごちゃになっていた時期がありました。
片付けも「明日でいっか」と後回しにしていたら、どんどん散らかってしまって…。
そんな時に、手帳に「15分だけリビング片付け」「ドレッサー整理」など、超小さなタスクを書いてみたんです。
そうしたら、意外と手が動くようになって、自分でもびっくりしました。
大事なのは、完璧を目指さずに、できたことをちゃんと書き留めておくこと。
たとえば、片付けたエリアに「完了」の印をつけるだけでも達成感が生まれます。
散らかった部屋は、頭の中のごちゃごちゃとリンクしていることが多いです。
手帳で少しずつ可視化してあげることで、片付けの流れがスムーズになりますよ。
収納がない部屋の片付け方
「うち、収納が少なすぎて片付けようがない…」そんなお悩み、よく聞きます。
実際、ワンルームや古い賃貸物件などは、収納スペースが本当に限られていることも。でも実は、収納がなくても片付けはできるんです。そのカギは「モノの定位置」を決めること。
どこに何を置くかが決まっていないと、使った物をその辺にポンと置いてしまって、あっという間に部屋が散らかってしまいますよね。
私も昔、よく使う充電器やコスメがあちこちに散乱していて、「あれ、どこいった?」と毎朝バタバタしていました。
そこで始めたのが「定位置づくり」。
お気に入りのカゴや小さなボックスを使って、ジャンルごとの場所を決めただけで、部屋がかなりスッキリしました。
たとえばリビングに「よく使う小物ボックス」、洗面所に「毎朝使うグッズトレー」を置く。
これだけで、物が迷子にならなくなりました。
重要なのは、高さや動線を意識して、取り出しやすく戻しやすい位置にすること。
無理に収納家具を増やさなくても、床や壁、棚の上などをうまく使えば意外とスペースってあるものです。
まずは一か所、よく使う物だけでもいいので、定位置を決めてみましょう。
それだけで驚くほど、片付けがラクになりますよ。
断捨離はどこから手をつける?

ポイント
捨てる基準が明確な「冷蔵庫」「洗面所」などから始めるのがおすすめです。
断捨離って、やろうと思っても、まず何をどうすればいいのかがわからず、最初の一歩がなかなか踏み出せないことってありませんか?
私もそうでした。やる気はあるのに、どこをどう片付けるか考えているうちに疲れてしまって、結局その日は何もできなかった…なんてことが何度もあります。
そんなときにおすすめなのは、冷蔵庫や洗面所など「捨てる基準が分かりやすい場所」から始めることです。
たとえば、賞味期限が切れた食品や、使いかけのまま放置されていたサンプル化粧品などは、判断がしやすいので捨てる練習になります。
判断がしやすいところから始めると、感覚がだんだん掴めてきて、他の場所にも手を伸ばしやすくなるんです。
私の場合、最初に冷蔵庫を整理しただけで、やればできるじゃんと気分が上がり、そのまま洗面所、そしてクローゼット…と少しずつ片付けられるようになりました。
最初は、全部捨てようと意気込まず、今日はここだけ、明日はあっち、という感じでゆるく進めていくのがコツです。完璧じゃなくて大丈夫。最初の一歩を小さくすることで、ぐっと始めやすくなりますよ。
続けるための気持ちの整え方とマインドセット
片付けって、最初はやる気満々でも、数日経つとモチベーションが落ちてしまうことありませんか?
私も過去に何度も経験していて、最初は張り切っていたのに、数日後には元通りの部屋に戻ってしまった…なんてことも。
続けるために大事なのは、まず、完璧じゃなくてもいいと自分に言い聞かせることだと思います。
毎日ちゃんとやらなきゃ、全部片付けなきゃ、とプレッシャーをかけてしまうと、だんだん疲れてしまって挫折しやすくなるんですよね。
私は、手帳やスマホのメモに今日できたことを書くようにしています。
たとえ引き出しひとつでも、ゴミを一袋出しただけでも、やったって記録すると、それだけで達成感が出てきます。
自分を褒めるって、意外と続ける原動力になるんです。
それから、片付ける目的を自分の中でしっかり持つことも大切です。
私は「朝の準備を気持ちよくしたいから」や「急な来客にも慌てたくないから」という小さな目標を持って取り組むようにしています。
続けるってすごく大変だけど、気持ちの持ち方ひとつでずいぶん変わるんです。
完璧じゃなくてOK。昨日より少しでも整っていたら、それは立派な前進ですよ。
リバウンドしない片付けの仕組みをつくるコツ

せっかく頑張って片付けたのに、気づけばまた元の状態に戻っていた…そんな経験、ありませんか?
実は私も何度も繰り返してきました。
せっかくスッキリしたはずなのに、気がついたら床にモノが散乱していたり、引き出しの中がごちゃごちゃに。
片付けた状態をキープするためには、最初の片付けと同じくらい、仕組みづくりが大切だと実感しています。
ポイントは、モノの定位置をきちんと決めて、それを自分の生活動線に合わせておくこと。
例えば、帰宅してすぐに鍵や財布を置ける場所を作ると、それだけで玄関周りが散らかりにくくなるんです。
私はよく使うものだけを、見える収納にするようにしています。
箱や引き出しにしまい込むと、出すのが面倒になってしまって、結局使ったまま置きっぱなしにしてしまうので、ワンアクションで使える配置を意識しています。
それから、定期的に見直す日を決めておくのもおすすめです。
月の最終日や、給料日の翌日など、生活のリズムに組み込めると習慣になりやすいです。
片付けのゴールは、ずっとキレイを保ち続けること。
そのためには、自分がラクに片付けられる仕組みを考えることが何より大事です。
大変なことを減らしていく工夫をすれば、リバウンドしない暮らしはきっとつくれますよ。
片付けはどこから手をつける?のまとめ
記事をまとめます。
- 視界に入りやすい場所から始めると、やる気が出やすくなる
- 玄関やダイニングなど、生活動線上の場所を優先すると効果を実感しやすい
- 床に散らばった物を片付けるだけで空間がすっきりして見える
- 一か所だけ、たとえばテーブルの上だけなど、小さく区切って取り組む
- 使っていないものを減らすには「出す・戻す・処分」の手順が有効
- 判断しやすい冷蔵庫や洗面所から始めるとスムーズに進められる
- 手帳やスマホで「今日の片付けタスク」を見える化すると行動に移しやすくなる
- モノの定位置を決めることで、散らかりにくい仕組みをつくれる
- 収納がなくても、トレイやカゴを使えば定位置はつくれる
- 思い切って捨てるためには「1年以上使っていない」「壊れている」など明確な基準を
- 片付けはエリアごとに分けて、1日ごとの計画を立てると無理なく進められる
- 自分にとって見えやすい・使いやすい収納を意識するとキープしやすい
- 月1回など、片付けの見直し日を決めて習慣化するとリバウンドしにくくなる
- 手帳に「やったこと」を記録すると達成感が得られ、モチベーションが続く
- 完璧を目指すのではなく、気になる場所から少しずつ整えていくのが長続きのコツ